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繰り返し使うプロンプトをMacのカスタムAIツールにする
指示を一度保存してキーワードを設定すれば、毎回同じプロンプトを作り直さずに新しい文章へ適用できます。
メッセージの短縮、文章の要約、アクション項目の抽出をAIに何度も頼むなら、その指示をFrsetのカスタムツールとして保存できます。名前とキーワードを付け、AIプロバイダーを設定しておけば、実行のたびに新しいテキストを入力できます。まずは、結果を確認できる繰り返し作業を1つ選びましょう。
結果が明確な作業を選ぶ
「いい感じにして」では、指示が曖昧すぎます。何を維持し、何を変え、どんな形式で返すかを具体的にしましょう。たとえばメッセージを書き換える場合、名前、日付、約束した内容を維持したまま文章を短くするよう指定できます。
まずは次のような小さな作業から始めます。
- 文章を要約する: 事実を加えず、主旨と重要な条件を残して短くまとめる。
- メッセージを書き換える: 元の意味と確信度を保ちながら、簡潔で丁寧な表現にする。
- 対応事項を抽出する: 文章に明記された対応内容、担当者、期限を特定し、書かれていない情報は未指定と記す。
カスタムツールが処理するのはテキストで、結果もテキストです。スクリプトの実行、画像の生成、プロジェクト全体の自動化ではなく、モデルに渡す指示を保存するものとして使ってください。
Frsetでツールを作成する
はじめにAI Providers設定で、有効なプロバイダーを設定します。選び方と設定方法はクラウドAIとローカルOllamaのガイドをご覧ください。
- Frsetの設定を開き、ツール一覧に進みます。
- Custom AI Toolを選び、新しい項目を作成します。
- 「Brief summary」のような短い名前と、用途を説明する文を入力します。
briefのような一意のキーワードを、先頭にスラッシュを付けずに設定します。- 設定したプロバイダーを選び、Promptに指示を入力します。
- ツールを保存し、Frsetの検索を開いて、名前または
/briefキーワードで選びます。 - 短い文章を入力して実行し、結果を確認します。
名前は入力フォームの上限内に収める必要があります。キーワードはほかのツールと重複できません。使用できる文字は英字、数字、アンダースコアです。保存できない場合は、必須項目とプロバイダーの選択を確認してください。
Frsetは、保存したプロンプトの後ろに入力テキストを追加します。指示内に入力用のプレースホルダーを置いたり、変化する元テキストをツール定義に貼り付けたりする必要はありません。
評価できる指示を書く
要約には、次のような指示を試せます。
「次の文章を3つの短い文で要約してください。主な結論、重要な条件、不確実な点を残してください。原文にない情報は加えないでください。要約のみをプレーンテキストで返してください。」
書き換えには、次のような指示を試せます。
「次のメッセージを簡潔で丁寧な英語に書き換えてください。名前、日付、金額、約束した内容を維持してください。原文より断定的な表現にしないでください。修正文のみをプレーンテキストで返してください。」
対応事項の抽出には、次のような指示を試せます。
「次のテキストに明記されている対応事項を抽出してください。各項目について、記載があれば担当者と期限を書き、なければ未指定と記してください。不足情報を推測しないでください。短いプレーンテキストの行で返してください。」
これらは出発点であり、結果を保証する指示ではありません。意味を把握している文章を使ってテストしてください。情報が不足した例も含め、モデルが未確定の内容を勝手に補わないか確認しましょう。
選択したテキストに指示を適用する
検索でツールが動作するようになったら、ツール設定でショートカットを割り当てられます。Run on Selected Textを有効にし、該当するmacOSのアクセシビリティ権限を許可すると、対応するテキストツールからほかのアプリの読み取り可能な選択範囲を処理できます。
アプリが選択範囲を正しく公開しない場合は、文章をコピーしてFrsetの検索に入力してください。画像内の文字は、先にテキストを抽出します。カスタムテキストツールが画面、文書、会話全体を自動で読み取ることはありません。
実際の例を使ってプロンプトを調整する
結果をメッセージや文書にコピーする前に、原文と照らし合わせます。要約から重要な条件が抜けていたら、その条件をプロンプトに加えて再度試します。効果を確認できるよう、一度に変更する指示は1つにしましょう。
リモートプロバイダーには、プロンプトと送信したテキストが渡ります。プロバイダーの認証情報と利用料金は、Frset自体のプランやツールの上限とは別です。処理場所を選ぶ際はプロバイダーガイドを確認してください。プロンプトを編集中に参照したい場合は、再利用する指示をFrsetのノートに保存できます。